1010 あなたの書いたものは、良い小説ですか、悪い小説ですか。小説家・マッツ夢井のもとに届いた一通の手紙。それは「文化文芸倫理向上委員会」と名乗る政府組織からの召喚状だった。出頭先に向かった彼女は、断崖に建つ海辺の療養所へと収容される。「社会に適応した小説」を書けと命ずる所長。終わりの見えない軟禁の悪夢。「更生」との孤独な闘いの行く末は…。 すべての女を虜にする魅力的な男、ナーちゃんと結婚したわたし。女性の影が消えない夫との暮らしの一方、わたしは夢のなかで別の女として生きることになる。あるときは江戸吉原の遊女、さらには遙か昔、平安の代の女房として、さまざまな愛を知り…。恋愛の深淵をのぞく傑作長編。 ★今月の新着オススメ本【クックちゃん文庫(公民館内)☎57−4632】広報たまかわ 令和2年12月 「冬至」は、一年のうちで最も太陽が出ている時間が短い日です。つまり昼が短く、夜が長い一日です。この日に、かぼちゃを食べて、ゆず湯につかると風邪をひかないと言われています。■かぼちゃは、鼻やのどなどの粘膜を健康に保つビタミンAが豊富で、風邪予防にピッタリです。■ゆずは、疲労回復効果のあるクエン酸やビタミンCを多く含みます。お風呂だけではなく、食事にも取り入れたいですね。 ●「ん」がつくものを食べてみませんか? 冬に収穫できる野菜が少なかった昔の時代に、風邪をひかずに寒い冬を乗り切るために栄養のある「ん」がつくものを食べたのではないかといわれています。 また、昔は「冬至」が一年の基準となっており、新たな一年に『 運 』がつくよう願いながら「ん」のつく食べ物を食べることで、『 運 』が呼び込めると考えられていたようです。なんきん(かぼちゃ)・にんじん・れんこん・ぎんなん・かんてん・きんかん・う(ん)どんなど・・・これらは「冬至の七種」といわれています。おすすめ料理は、根菜類をたっぷりと使った“具沢山のうどん”です♪▶問い合わせ先:村健康福祉課 ☎57−4623●「ん」のつく食べ物日没 桐野 夏生 著わたしの幸せな結婚1〜4 顎木 あくみ 著 異能の家系に生まれながら、その能力を受け継がなかった娘、斎森美世。能力を開花させた異母妹に使用人のように扱われていた。親にも愛されず、誰にも必要とされない娘。唯一の味方だった幼馴染も異母妹と結婚し家を継ぐことに。邪魔者になった美世は冷酷無慈悲と■される久堂家に嫁ぐことに…。結婚からはじまる恋愛物語。 三度目の恋 川上 弘美 著今年の は12月21日クックちゃん文庫からお 知 ら せ
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