2021年8月たまかわ便り
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上流遊水地群整備概略工程44 令和元年東日本台風(台風19号)により阿武隈川流域全体で甚大な被害受けた本村、矢吹町、鏡石町(以下「3町村」)を対象として検討を進めてきた遊水地群整備事業の範囲(案)が提案されました。 国では、この地域の氾濫しやすい地形特性を踏まえ、東日本台風規模の洪水に対応できる治水対策の検討を進めた結果、洪水防御・洪水調節のため、最大限実施可能な規模の遊水地を整備することが、最も効果的との判断から、対象地区の住民へ計画の内容を説明しました。(資料引用:国土交通省東北地方整備局 福島河川国道事務所 「阿武隈川緊急治水対策プロジェクトに関する住民説明会」)緊急治水対策の目標水準東日本台風規模の洪水から阿武隈川の洪水被害を防止▶上記プロジェクトに関する問い合わせ先 東北地方整備局 福島河川国道事務所 阿武隈川上流緊急治水対策出張所 〒962-0823 須賀川市花岡34-2-2F ☎0248-63-9966(受付時間/平日8:30〜17:15) 玉川村地域整備課遊水地対策室 ☎57-6130 役場北庁舎1階事務室広報たまかわ 令和3年8月【遊水地計画検討の基本的な考え方】◆過去洪水の浸水実績範囲を基本◆大規模水害の発生に備え、プロジェクト範囲内で最大限実施可能な規模◆遊水地内は全面買収方式 5月28日、31日の2日間にわたり、村文化体育館において阿武隈川緊急治水対策プロジェクトに係る遊水地群の説明会が開催され、対象地区住民約150名が出席しました。 村では相談受付や支援対策を実施するため8月1日から遊水地対策室を設け、職員を配置します。 ここでは、説明会の概要についてお知らせします。令和元年東日本台風による3町村の浸水被害状況国で検討中の遊水地計画の範囲は、以下を予定しています。阿武隈川緊急治水対策プロジェクトに基づき、概ね10年間で治水対策を実施令和3年度・4年度の2箇年度に分けて用地調査を実施予定今年度は主に農地(一部宅地含む)になります。(10月頃から現地着手予定)阿武隈川緊急治水対策プロジェクトの説明会が開催されました

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