2021年9月広たまかわ
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東京オリンピック、パラリンピックでも使用された国立競技場等の設計に携わった世界的な建築家の隈研吾氏が8月11日に来村し、竜崎地内の自身が設計した建物を視察しました。隈氏は90年代半ばに、木材をふんだんに使う等「和」をイメージしたデザインを手掛けはじめ、細長い板を平行に複数並べる「ルーバー」が特徴としてあげられます。隈氏は「自分の活動の基盤となっている。縁側をイメージし、自然と融合するようなデザインで思い入れがある建物。空き店舗となり、とても気になっていた。コロナ禍で大変かとは思うが、建物が生まれ変わり、ロケーションを上手く活かし、みんながこの自然に癒されてもらえるのであればとても嬉しい」と話されていました。本村では、建物をリノベーションし、観光拠点として「(仮称)複合型水辺施設」を整備し、オープンカフェなどの飲食施設やカヌー体験施設、周辺観光情報の発信施設等として活用していく予定です。複合型水辺施設を視察隈研吾氏、来村石森村長らと対談する隈氏(右から2人目)かね新盆を迎えた家の仏前で舞を捧げる少女たちニッコウキスゲが咲き誇る中を散策する児童説明を受ける隈氏(左)南須■の念仏踊り 県の重要無形民俗文化財に指定されている南須釜の念仏踊りが、旧盆の8月14日に行われました。 華やかな衣装を身にまとった少女たちが新盆を迎える家々を巡り、南須釜念仏踊り保存会で奏でる笛や鉦、歌に合わせて「立ち踊り」と「座踊り」といった伝統の舞を披露し、故人の供養を行いました。玉一小尾瀬環境学習  玉川第一小学校6年生(49名)は、7月15・16日に「尾瀬環境学習」を兼ねての修学旅行で尾瀬国立公園(檜枝岐村)を訪れました。 雨が降る中のスタートでしたが、時間が経つにつれ天気は徐々に回復し、尾瀬沼到着時には、ニッコウキスゲと澄み切った青空、そして尾瀬国立公園の大自然を十分堪能することができました。 また児童達は、尾瀬の自然だけでなく、檜枝岐村の歴史や文化に触れる貴重な経験となりました。 この取り組みは、昨年はコロナ禍により中止となりましたが、玉川第一小学校が14年前から独自に実施しているものです。   5尾瀬の自然を満喫トピックス華麗な少女の舞

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