2021年10月広報たまかわ
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「一踏み十年」の重み〝工夫〟と〝心がけ〟   守られる大自然車田健一さん渡邊凪紗さんなかなか元通りにはならないと聞き衝撃を受けました。このことを知り、自然はとても美しいものだが、壊すのは一瞬、それが戻るのには気が遠くなるような時間が必要なのだと知りました。自然を守るために、自分ができることをしていけたらと思います。二つ目は夏の毛色のオコジョを見たことです。前回は見られなかったオコジョですが、思っていたよりも小さくて可愛らしかったです。発見証も頂いたので、とても良い思い出になりました。今回、尾瀬の自然に触れたこ        3とで、たくさんのことを知ることができ本当に良かったと思います。北海道に棲むような生物を見たり、ガイドさんに自然について教えていただいたり、普段は味わえないことを体感することができました。この経験を、自然について考えるときに活かしていこうと思います。私は、研修旅行で尾瀬に行ったとき、森の中が肌寒いことに驚きました。入る前は、少し暑いくらいでしたが、入ったら半袖だと寒くて驚きました。尾瀬への道を進んでいくと、普段見ている植物とは、似ているけど少し違う植物が沢山あることに気づきました。中には、花は枯れていたけど、毒を持った植物もあり、少し怖く感じました。私は、小学六年生の時に、一度尾瀬に行ったことがありますが、その時と景色が変わっていなくて、尾瀬はずっと大切にされていると思いました。「一踏み十年」という言葉がとても重く響きました。一度、調査のために立ち入ったために沈んでしまった地面を見ましたが、そこだけ明らかに周りとは違って沈んだままで、一踏み十年の言葉の重みが感じられました。お昼を食べているときには、男子数人でオコジョを発見し、実物を見たという証明書を貰うことができました。話を聞くと、十年尾瀬で働いている人でも見たことがないということだったので本物のオコジョに会うことができてうれしかったです。昼食後にビジターセンター付近を散策しているときに、ガイドさんがトゲを持った葉の説明をしてくださいました。触ってみると思っていた数倍痛くて自然の力はすごいと思いました。その後、班でとった写真の背景が、とても綺麗で、自然は危険でもあり、綺麗でもあり、その力はすごいと思いました。今回の研修旅行で、自然のすばらしさについて、改めて知ることができました。これから生活していく中で、自然に目を向ける機会を増やそうと思いました。私は尾瀬に行って、自然を守るための活動の大切さを学びました。自然を守るためには一人一人の心がけが大切だと思いました。ゴミの持ち帰りは特にそのことを実感させてくれました。尾瀬の木道やトイレにはゴミが一つもありませんでした。それは、尾瀬に来た人たちがきちんと責任をもってゴミを持ち帰っているからだということがわかりました。他にも木道を歩く際のルールや鹿が入らないようにする柵もありました。人間の力で自然を壊すことは簡単ですが、自然を守っていくのは工夫をしていかなければいけないので難しいことなのだなと思いました。私が一番驚いたことは、入り口の階段に石があったことです。あれは、靴の裏についた外来種の種を落とすためだそうです。尾瀬の自然を守るためにそのようなことまで工夫されていることに驚きました。尾瀬で感じたことはもう一つあります。それは仲間の大切さについてです。今年の夏休みは運動する機会があまりなく、体力が落ちてしまいました。その状態で長い距離を歩いたため、帰り道は転びそうになることが何度かありました。そこで、同じ班の友達が励ましてくれました。私はそれがとても嬉しかったです。お互いに励まし合える友達がいてよかったなと思いました。そして、仲間の大切さを改めて感じました。今回、尾瀬に行ったことで、自然を守ることの大切さについて学ぶことができました。また、仲間との絆も深めることができました。この経験を、これからの生活に活かせるようにしたいと思います。

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