ざいます。令和4年の新春にあたり、謹んでお慶び申し上げます。政進展のため、行政各般にわたり、温かいご理解とご支援を賜り厚く御礼申し上げます。感染症がまん延し、全国的に緊急事態宣言及びまん延防止等措置が複数回発出されるなど、社会、経済活動を始め、健康や生活そのものまでも脅かされた年でありました。村といたしましては、常に感染の再拡大の可能性を意識し、引き続き気を緩めることなく、基本的感染防止対策と地域社会経済活動の維持・再生の両立など、村民の皆様の生活を守る対策にしっかりと取り組んで参ります。令和3年度を初年度とする第6新年あけましておめでとうご村民の皆様には、日頃より村昨年は、新型コロナウイルスさて、本村では、昨年3月に次玉川村振興計画「後期基本計画」を策定し、「皆で支えあう福祉の村づくり」、「環境にやさしい安全・便利な村づくり」、「活力のある村づくり」、「人を育む村づくり」、「交流と協働の村づくり」の5つの基本目標に基づき主要施策に取り組んでおります。特に、将来の村づくりに大きな影響を及ぼす「人口減少対策」を引き続き重要施策と位置づけ、少子化対策を始め、移住・定住の促進や転出回避に向け、住宅の確保や仕事の支援、子育て支援の充実、生活インフラの整備を始め、様々な事業に取り組んで参ります。たまかわ観光交流施設「森の駅yodge」は昨年7月にオープンし、農林業体験や清流の散策等を始め、キャンプやテントサウナなど、様々なアウトドア体験ができる「体験型の観光」を進めております。すがまプラザにつきましては、昨年8月に須釜行政センターが開所し、行政機能を一層充実させ、村民の皆様の利便性の向上を図っていくこととしており、今年度策定する「すがまプラザ利活用基本構想」に基づき、コワーキングスペースの開設やサテライトオフィスの誘致を始め、体育館や特別教室は地域に開放し、イベントや講座の開講などによる交流の場とするとともに、校庭を活用した住環境の整備に取り組むなど、すがまプラザの更なる充実・強化を図って参ります。 「玉川村乙字ヶ滝かわまちづくり計画」に基づく「(仮称)複合型水辺施設」の整備事業につきましては、国や民間事業者と連携し、乙字ヶ滝公園の利活用等について検討しております。さらには「サイクルビレッジたまかわ」として、自転車を楽しむためのマウンテンバイクトレールコースやレンタルサイクル、BMXやスケートボード等、スポーツに親しめる村づくりを推進し、交流人口や関係人口の拡大を目指して参ります。また、生活インフラ整備として、農業集落排水施設整備や上水道未普及地域解消事業並びに、「中−17号線」や「吉−10号線」の道路改良、さらに東部地区と西部地区を繋ぐ「中−16号線」については沿線の住環境整備も含め、取り組んで参ります。阿武隈川遊水地群整備計画による流城治水対策につきましては、阿武隈川流域の幾度となる水害により、これまでも甚大な被害を被ってきており、今後、ますます頻発化、甚大化、広域化が懸念される災害に備えるためにも、流域治水対策への取り組みが不可欠であると考えております。農用地等を手放さなければならない方や、移転を余儀なくされる方を始め、村民の皆様の思いや考え等を尊重し、生活再建の支援など常に村民の皆様に寄り添いながら全力で取り組んで参ります。本年も住みやすく、選ばれる、魅力ある村づくりに向けて、地方創生、移住定住対策、少子化対策、子ども子育て支援対策、産業振興並びに村民福祉向上のため、村民の皆様のニーズを的確に捉えながら、これらの事業を効果的に連携させ、進取果敢に取り組んで参ります。今後も村民と行政の「協働」による村民の皆様が主役の村づくり、元気で豊かな「たまかわの創生」のため、引き続き各種施策にしっかりと取り組んで参りますので、なお一層のご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。結びに、今年1年が輝かしい躍進の年となりますことと、村民の皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げ、新年のあいさつといたします。村民の皆様が主役の村づくり元気で豊かな『たまかわ』を目指して玉川村長 石森春男 2
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