わたしには、三さいのおとうとがいます。なまえは、じんくんです。とってもとってもかわいいです。じんくんは、あとぴいです。あとぴいは、かおやからだがあかくなって、かゆくなるびょうきです。じんくんのてやあしは、かいてしまって、まっかっかです。ちがでて、きずだらけのときもあります。かゆくて、よる須釜小学校1年 眞野目柚ゆ ねむれないときもあります。かゆいときは、からだをあらったりひやしたりしています。かかないように、ほうたいやてぶくろをするときもあります。びょういんで、べとべとのくすりをもらって、まいにちぬっています。だから、かおはあせをかいているようにみえます。そんなじんくんのために、わたしたちかぞくは、いろいろしてます。おかあさんは、ごはんたんとうです。ひじきのおみそしるをよくつくります。れんこんやおまめは、おかずによくでてきます。こまつなとなっとうのさらだもあります。ぜんぶあとぴいにいいというたべものです。おとうさんは、おふろたんと 月ず うです。じんくんのからだをあらうのに、まいにちせっけんであわをたくさんつくります。たくさんつくったあわをてにつけて、じんくんのからだをあらいます。そして、こめぬかをいれたまっしろいおゆにはいります。こめぬかは、あとぴいのかさかさのはだをつるつるにしてくれます。わたしは、こめぬかのにゅうよくざいをつくるたんとうです。こめぬかをおちゃのぱっくにすぷうんでいれて、あみのねっとにいれればかんせいです。さいしょはむずかしかったけど、いまはひとりでつくれるようになりました。おじいちゃんとおばあちゃんは、あとぴいにきくものをしらべてくれます。あとぴいにきくおんせんがあるときくと、つれていってくれます。じんくんがたべられるぱんやけえきなどもしらべてかってきてくれます。じんくんは、たまごもたべれません。たべるとぼつぼつができて、かゆくなるからです。だから、たべられないものがたくさんあります。わたしがおかしをたべたいときは、じんくんにみつからないように、かくれてたべます。かくれないと、じんくんがたべたくてないてしまうからです。じんくんといっしょにいろいろなおかしがたべられるようになりたいです。じんくんのかゆいのが、はやくなおってほしいです。よるもたくさんねむれて、ちょこれえとやけえきなど、なんでもたべられるようになるまで、かぞくみんなで、できることをがんばっていきたいです。じんくんのかゆいのが、とんでいきますように。最優秀作品「かゆいのとんでいけ」44作文の部 福島県青少年育成県民会議主催の令和3年度「家庭の日」作品コンクール・作文の部で、最高賞の最優秀賞受賞4名のうち、玉川村から眞野目柚月さん(須■小1年)と須藤花歩さん(玉一小4年)の2名が選ばれました。11月19日、とうほうみんなの文化センター(福島市)で行われた、第44回福島県青少年健全育成推進大会の席上で表彰式が行われました。
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