須釜小学校1年 小し周ゅう 室 士し ぼくには、ふたりのおにいちゃんがいます。ぼくは、ウルトラマンがだいすきです。ウルトラマンは、いつもみんなをまもってくれるせいぎのみかたです。おにいちゃんたちは、ぼくにとってウルトラマンのようなそんざいです。なぜなら、ぼくがこまったときに、いつもたすけてくれるからです。ぼくが、しょうがっこうににゅうがくしてさいしょのころは、がっこうにいくのにきんちょうして、ないてばかりいました。そんなとき、ぼくのおにいちゃんたちがたくさんたすけてくれました。ひとつうえのおにいちゃんは、きょうしつがとなりなので、いちねんせいのきょうしつまでつきそってくれて、ぼくがきょうしつにはいると、「だいじょうぶだよ、しゅうくん。」と、こえをかけてくれました。おしゅう しにいちゃんのことばで、あんしんしてきょうしつにはいることができました。みっつうえのおにいちゃんは、よねんせいなので、きょうしつがにかいです。でも、やすみじかんになるとにかいのよねんせいきょうしつから、いっかいにあるいちねんせいきょうしつにおりてきて、ぼくがげんきにしているかようすをみにきてくれました。ぼくは、それがとてもうれしくて、かおをみるだけでにこにこになりました。こんなふうに、おにいちゃんたちがぼくをたすけてくれたので、いまではがっこうがだいすきになりました。また、おうちでもおにいちゃんたちは、ぼくのウルトラヒーローです。ぼくが、おかあさんがいなくて、よるねむれないとき、おにいちゃんが、「いっしょにねようね。」といって、いっしょにねてくれます。そしてさびしそうにしているぼくのせなかをやさしくトントンしてくれます。ぼくは、おにいちゃんにそうしてもらうと、おかあさんがいなくてふあんなきもちがどこかへふっとんでしまいます。おにいちゃんのことばややさしさが、いつもぼくのなかにいるふあんかいじゅうをやっつけてくれます。ぼくは、まだいちねんせいで、じぶんでできないこともたくさんあって、ふあんになってしまうこともあります。おにいちゃんたちにたすけられてばかりです。でも、これからは、じぶんでじぶんのなかにいるふあんかいじゅうをやっつけられるようにすこしずつつよくなりたいです。また、らいねんはにねんせいになるので、ぼくみたいにきんちょうしたり、こまったりしているいちねんせいがいたら、「だいじょうぶだよ。」と、やさしくこえをかけてあげたり、たすけてあげたりしたいです。そして、いつかおにいちゃんたちのように、だれかのウルトラヒーローになれるようにがんばりたいです。「家庭の日」作品コンクール・作文の部最優秀賞須■小学校一年 小室 周士福島県青少年育成県民会議主催の令和4年度「家庭の日」作品コンクール・作文の部で、最高賞の最優秀賞受賞4名のうち、玉川村から小室周士さん(須■小1年)が選ばれました。れた、第45回福島県青少年健全育成推進大会の席上で表彰式が行われました。「ぼくのおにいちゃん」最優秀作品444作文の部広報たまかわ 令和5年1月号11月18日、とうほうみんなの文化センター(福島市)で行わ
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