○玉川村村道に設ける道路標識の寸法を定める条例
平成25年3月15日
条例第8号
(趣旨)
第1条 この条例は、道路法(昭和27年法律第180号)第45条第3項に規定する村道に設ける道路標識のうち案内標識及び警戒標識並びにこれらに附置される補助標識(これらの道路標識の柱の部分を除く。)(以下「道路標識」という。)の寸法を定めるものとする。
(1) 本標識 標識令別表第2に掲げる案内標識(「柱の規格」及び「国道番号」を除く。以下同じ。)及び警戒標識(「本標識板及び柱の規格」(柱の規格の部分に限る。)を除く。以下同じ。)をいう。
(2) 補助標識 標識令別表第2に掲げる補助標識(「補助標識板及び柱の規格」(柱の規格の部分に限る。)、「日・時間」、「車両の種類」、「駐車余地」、「駐車時間制限」、「始まり」、「区間内」、「区域内」、「終わり」、「追越し禁止」、「前方優先道路」及び「規制理由」を除く。以下同じ。)をいう。
(道路標識の寸法)
第3条 道路標識の寸法は、次に掲げるものとする。
(1) 本標識板(本標識の標示板をいう。)の寸法
ア 標識令別表第2で寸法が図示されているものについては、図示の寸法(その単位は、センチメートルとする。以下同じ。)を基準とする。
イ 道路法第48条の4に規定する自動車専用道路(当該自動車専用道路と同法第48条の3に規定する道路等との交差の方式が立体交差であるものに限る。以下単に「自動車専用道路」という。)に設置する案内標識で、地名が表示されているものについては、地名を表示する文字の字数の多少により図示の横寸法を拡大し、又は縮小することができる。
ウ 自動車専用道路に設置する案内標識については、図示の寸法の3倍まで拡大することができる。
エ 自動車専用道路に設置する警戒標識については、設計速度が60キロメートル毎時以上の自動車専用道路に設置する場合にあっては図示の寸法の2倍まで、設計速度が100キロメートル毎時以上の自動車専用道路に設置する場合にあっては図示の寸法の2.5倍まで、それぞれ拡大することができる。
オ 自動車専用道路以外の道路に設置する「駐車場」を表示する案内標識については、便所を表す記号を表示する場合にあっては、図示の横寸法を図示の寸法の2.5倍まで拡大することができる。
カ 自動車専用道路以外の道路に設置する「駐車場」、「都道府県道番号((118の2―A))」、「総重量限度緩和指定道路」、「高さ限度緩和指定道路」及び「まわり道((120―A))」を表示する案内標識並びに警戒標識については、道路の形状又は交通の状況により特別の必要がある場合にあっては図示の寸法(オに規定するところにより図示の横寸法を拡大する場合にあっては、当該拡大後の図示の寸法)の1.3倍、1.6倍又は2倍に拡大することができる。
キ 自動車専用道路以外の道路に設置する「登坂車線」、「都道府県道番号((118の2―B・C))」及び「道路の通称名」を表示する案内標識については、道路の形状又は交通の状況により特別の必要がある場合にあっては、図示の寸法の1.5倍又は2倍に拡大することができる。
ク 自動車専用道路以外の道路に設置する「道路の通称名」を表示する案内標識については、表示する文字の字数により図示の横寸法(「道路の通称名((119―C))」を表示するものについては、縦寸法)を拡大することができる。
(2) 本標識板の文字(数字を含む。イを除き、以下同じ。)及び記号の大きさ並びに縁、縁線及び区分線の太さ
ア 標識令別表第2で文字及び記号の大きさが図示されているものについては、図示の寸法を基準とする。
設計速度 | 文字の大きさ |
70キロメートル毎時以上 | 30センチメートル |
40キロメートル毎時、50キロメートル毎時又は60キロメートル毎時 | 20センチメートル |
30キロメートル毎時以下 | 10センチメートル |
ウ 「方面、方向及び道路の通称名の予告」及び「方面、方向及び道路の通称名」を表示する案内標識については、矢印外の文字の大きさは、イの規定によるものとし、矢印中の文字の大きさは、矢印外の文字の大きさの0.6倍の大きさとする。
エ 「著名地点((114―B))」を表示する案内標識の文字の大きさは、10センチメートルを標準とする。
オ 「市町村」、「都府県」並びに「方面、方向及び距離」、「方面及び距離」、「方面及び車線」、「方面及び方向の予告」、「方面及び方向」、「方面、方向及び道路の通称名の予告」、「方面、方向及び道路の通称名」、「方面及び出口の予告」、「方面、車線及び出口の予告」、「方面及び出口」及び「著名地点」を表示する案内標識に、それぞれ村章、県章及び公共施設等の形状等を表す記号を表示する場合の当該記号の大きさは、日本字の大きさの1.7倍以下の大きさとする。
カ 道路整備特別措置法(昭和31年法律第7号)第12条第1項に規定する指定都市高速道路その他これに準じる都市内の自動車専用道路に設置する「方面及び方向」を表示する案内標識に路線を表す記号を表示する場合の当該記号の大きさは、経由路線を表す記号については日本字の大きさの1.6倍以下、方面としての路線を表す記号については日本字の大きさの0.9倍以下の大きさとする。
キ 自動車専用道路以外の道路に設置する「駐車場」を表示する案内標識に便所を表す記号を表示する場合の当該記号の大きさは、駐車場を表示する記号の0.7倍以下の大きさとする。
ク 縁、縁線及び区分線の太さは、次の寸法を基準とする。
(ア) 案内標識の縁は、自動車専用道路以外の道路に設置するもので、「待避所」、「駐車場」及び「まわり道((120―B))」を表示するものについては9ミリメートル、「都道府県道番号((118の2―A))」、「総重量限度緩和指定道路」及び「高さ限度緩和指定道路」を表示するものについては16ミリメートル、「登坂車線」を表示するものについては10ミリメートル、「都道府県道番号((118の2―B・C))」及び「道路の通称名」を表示するものについては8ミリメートル、その他のものについては日本字の大きさの20分の1以上の太さとし、縁線及び区分線は、日本字の大きさの20分の1以上の太さとする。
(イ) 警戒標識の縁及び縁線は、12ミリメートルとする。
(3) 補助標識板(補助標識の標示板をいう。)の寸法
ア 標識令別表第2で寸法が図示されているものについては、図示の寸法を基準とする。
イ 補助標識は、その附置される本標識板の拡大率又は縮小率と同じ比率で拡大し、又は縮小することができる。
附則
この条例は、平成25年4月1日から施行する。