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【移住のイロハ】「そうだ!移住しよう!」初めの一歩で考えること

卒業、就職、結婚、出産などなど、人生のライフイベントのタイミングで選択肢に上がってくるのが「移住」です。進学や転職、転勤に伴って引越しが必要な場合もあれば、のんびりと地方で育児をしたい、都会では体験できなかった新しい生活をしてみたいなど、理想の暮らしをかなえるために移住先を探す場合もあります。暮らし方や働き方が多様になったいま、引越しと移住の境は曖昧になってきています。

自分で移住先を決める場合、多くの選択肢があるため、何から考えていいかわからないという方も多いでしょう。また、転勤等により地方で暮らすことになった場合でも、その地域で新しい暮らしが始まることは移住と同じです。

そこで本ブログでは、移住先を決めるにあたってのヒントなどをポイントごとに簡単にご説明していきます!移住を考えている方や、地方暮らしを始める方の参考になれば幸いです!

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①移住(暮らし)に求める条件の整理

まず一番大事なのが、移住するにあたって、自分の理想の暮らしをするにあたって、必要な条件を整理することです。移住をする理由はいろいろあるかと思いますが、かなえたい暮らしを実現し、心地いい暮らしを続けていくために、絶対必要なこと、あったらいいことなどを考えていきましょう。
条件を整理していくにあたり、特に大切なことは、「仕事・収入の確保」「自身の生活スタイル」「条件や希望の優先順位」の3つといわれています。本ブログではこれらの3つについて、考えていく際のポイントをご説明しますね。

1)仕事・収入の確保

まず1つ目の仕事・収入の確保についてです。移住するにあたっては、転職や起業など仕事の環境が変化することが考えられます。転勤などであれば新たに仕事を探すことはありませんが、それ以外の方は移住先やその周辺で仕事を探す必要がありますよね。

そのような時の参考になるのが、その地域のハローワーク情報や求人サイトです。Web上では専門職専用の就職サイトや農業専門の就職サイトなど色々ありますが、それらの就業情報を簡単に調べてみて、自分のスキルや条件に合った仕事を探すことができるようになっています。場合によってはwebで面談をしてくれる企業もありますので、まずはその地域の仕事情報を探してみてはいかがでしょうか。

また、その地域で暮らす方が実際にどんな仕事や働き方をしているのか、移住相談窓口に聞いてみるのも参考になると思います。

その他、最近はテレワークやサテライトオフィスなど、移住してもこれまでの仕事を続けていけるケースも増えてきていますので、そのような方は他の条件を優先して、自分に合った移住先を選ぶとよいと思います。

玉川村では、中学校をリノベーションしたコワーキングスペースやシェアオフィスがありますので、気になった方はぜひ実際に来てみてください!

すがまプラザ交流センター(https://www.coworking-tamakawa.jp/

2)自分の生活スタイル

生活と一言でくくってしまいましたが、日常の買い物を始めとして、子育てや教育、医療や介護、移動手段(自動車運転)、趣味など、生活スタイルにはいろいろな要素が含まれます。移住先で生活するにあたって、自分が望む生活スタイルにどんな環境や何が必要なのかを整理しましょう。せっかく移住するなら、その地域でゆっくり過ごしたい、今までとは違った生活をしてみたい、子どもが伸び伸びと生活できる環境を整えたいなど、移住先で求める生活スタイルは皆さんそれぞれ違うかと思います。そこで、自分の求める生活スタイルを明確にすることで、移住の候補地や必要な環境などの優先順位がみえてくるかと思います。

自分の生活スタイルを考えていくにあたって、地方ならではの押さえておくべきポイントがあります。地方暮らしや田舎暮らしでは、日常生活の多くの場面で、人とのつながりや助け合いが必要になってきます。地域の習慣等を学ぶ姿勢や行事や作業などに参加するなど、自分が地域の一員である意識をもって関わることが大切です。

玉川村では村内の情報を公式SNSで発信中ですので、ぜひフォローして見てみてくださいね!

玉川村Instagramhttps://www.instagram.com/tamakawa.vill.official/
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3)条件や希望の優先順位

「仕事・収入の確保」や「自分の生活スタイル」を考えると、移住や暮らしに必要な条件や望む環境などがいくつも挙がってきたかと思います。それらの条件や希望に優先順位をつけて整理しましょう。

例えば、収入が少し減っても自然豊かな場所で暮らしたい?何よりも家族との時間を優先したい?まずは仕事を見つけて、できるだけ早く移住したい?など、それぞれの環境や理由によって、何を優先するかもそれぞれです。

条件や希望を自分なりに整理して、自分に合った移住候補地を探すための道しるべにしましょう。

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②移住先の候補が見つかったらどうする?

移住に求める条件や希望が固まってきたら、次は移住先の候補を選びましょう。暖かい土地か涼しい土地か、田舎か都会か、住むところはどんな場所か…、新しい移住先にワクワクしてきませんか?ただ、夢と希望がいっぱいでも、いきなり移住してみるのは不安、ということもあるでしょう。

条件や希望で移住候補地を探すのに役に立つのが、広域の移住相談イベントです。全国の自治体がいくつも集まって、自治体のアピールポイントなどを一度に比較できるのでおススメです。移住相談といっても、気軽にお話しできるイベントが多いので、なんとなく移住に興味がある、これから考えようかな、という方でも気軽に参加できます。ぜひ、いろいろなイベントをチェックしてみてください。

ふるさと回帰支援センター イベント情報(https://www.furusato-web.jp/event-info/

そして、ある程度、移住候補地が絞れて来たら、必ず現地に行ってみましょう。最近では、全国各地で移住希望者が利用できるお試し移住施設なども増えています。利用条件などは様々で、利用期間や利用料の他、地域のイベントに参加したり、就業体験をしたり、地域との交流を必要とする場合もありますので、各施設の情報を確認しましょう。

玉川村では、2泊3日から暮らしの体験ができる「たまかわくらし体験住宅」(https://stay-tamakawa.com/)や玉川村で農業のある暮らしを体験できる「農家ライフ体験」(https://tamakawa-life.com/)を実施していますので、ぜひチェックしてください!

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③まずは移住サポートセンターに相談しよう!

移住に関しての条件を整理したり、移住候補先を決めたりするのに、1人で黙々と考えるだけではなく、人と話すころで考えが整理されることも多いと思います。そんな時は、移住相談窓口(サポートセンターや相談センターなど)に相談しましょう!

多くの自治体では、移住を希望される方の相談窓口を開設しており、その地域や周辺エリアの情報をまとめています。まだ、全然候補地の地域が決まっていない方は②でご紹介した広域イベントやNPO法人ふるさと回帰支援センター(https://www.furusatokaiki.net/)へ、なんとなく地域が決まっている方は、都道府県や市町村の相談窓口へ行ってみるといいでしょう。電話やオンラインでの相談ができる窓口もたくさんありますよ。

相談員やコーディネーターと話すことが、地域を知り、移住への不安や悩みを解決するための一番の近道になるかもしれません。普段は聞けない先輩移住者のリアルな声や、住んでみて初めて分かる地域の情報などが得られるかもしれませんよ。

玉川村では、「たまかわくらしサポートセンター」(https://www.vill.tamakawa.fukushima.jp/guide/plan/003571.html)で移住希望者や地域に関わりたいと考える方の相談を受け付けています。気軽にご連絡ください。

④最後に、移住を考えるあなたへ

玉川村では、一人ひとりが自分らしい暮らしを実現することを目指しており、たまかわくらしサポートセンターではどんな暮らしができるかを一緒に考え、「住まい」、「しごと」、「日常生活」「コミュニティ」など様々な情報提供や相談を行っております。

移住の先輩の話や地域性、地域生活スタイルなど、住んでいるからこそわかる情報をお伝えし、移住に関する色々なお悩み相談にも対応してその不安の解消に向けてサポートします!

その他、玉川村に関係することだけでなく、生活圏となる周辺市町村や県の移住相談窓口などとも連携して、いろいろな情報をお伝えすることができますので、まずは気軽にお問合せください。

たまかわくらしサポートセンター
メール tamakawakurashi@vill.tamakawa.fukushima.jp
電 話 0247-57-2104
(すがまプラザ交流センターにつながります。たまかわくらしサポートセンターへのお問い合わせとお伝えください。)
住 所 玉川村大字南須釜字奥平290すがまプラザ交流センター内

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たまかわくらしInstagramhttps://www.instagram.com/stay.tamakawa/
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