COLUMN

【地方で暮らすという選択肢】空き家バンク・賃貸・土地から考える住まい探し

1. 地方移住を考え始めたあなたへ

ここ数年、地方での暮らしに興味を持つ人が増えています。自然に囲まれた環境でゆったりと暮らしたい、テレワークができるようになったから都会にこだわらなくてよくなった、子育てをのびのびとした環境でしたい。そんな理由から、移住を考え始める方も多いのではないでしょうか。
でも、いざ移住するとなると一番気になるのが「住まい」ですよね。今回は、福島県の中通り中南部に位置する玉川村の住居環境にスポットを当て、空き家バンク・賃貸・土地購入という「3つの選択肢」をご紹介します。

2. 玉川村ってどんなところ?

玉川村は、福島県のほぼ中央、郡山市から車で約30分の場所にある小さな村です。阿武隈山系の緑に囲まれ、のどかな田園風景が広がるこの地域は、四季折々の自然の美しさが魅力。春には桜、夏には緑あふれる里山、秋には紅葉、冬には雪景色と、日々の暮らしの中で季節の移ろいを肌で感じることができます。
一方で、村内には保育園や小学校、スーパーや診療所など、生活に必要な施設もそろっており、「田舎すぎず、ちょうどいい暮らし」が実現できる場所です。

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3. 「3つの選択肢」

①:空き家バンクを活用しよう

地方移住の住まい探しでよく利用されるのが「空き家バンク」です。玉川村でも、空き家バンク制度を設けており、村内の空き家を役場がとりまとめ、移住希望者向けに紹介しています。掲載されている物件は、広めの庭付き一戸建てや古民家風の家屋が中心。中には築年数が経っているものもありますが、その分価格が抑えられており、リノベーションを楽しみたい人にはぴったりです。
利用の流れは、まず村の空き家バンクサイトで物件をチェックし、気になる物件があれば問い合わせ。現地見学を経て、購入や賃貸契約へと進みます。また、玉川村では空き家の改修費用への補助など、移住促進の支援制度も用意されています。

②:まずは体験住宅でお試し暮らし

「いきなり家を買うのはちょっと不安…」という方には、賃貸物件がおすすめです。玉川村には数は多くないものの、比較的新しい一戸建てやアパートタイプの賃貸住宅があります。家賃は都市部に比べてかなりリーズナブルで、月5〜7万円程度が相場です。
また、村では「体験住宅」制度も導入しており、短期間(数日〜数週間)村内に滞在して、実際の生活を体験することもできます。地元の人との交流や、スーパー・病院など生活環境の確認ができるので、本格的な移住前の“体験”としてぴったりです。

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③:土地を買って理想の住まいを

「どうせ移住するなら、自分たちの理想の家を建てたい」という方には、土地購入という選択肢もあります。玉川村の宅地価格は都市部に比べて非常に手頃で、エリアによっては坪単価3〜5万円程度から探すことができます。
自然に囲まれたロケーションで、広々とした土地に平屋を建てる。そんな夢も、ここなら現実的です。村には地元の工務店や建築事務所もあるので、地元ならではの気候や地盤に合った住まいを建てることが可能です。

6. まとめ:玉川村での住まい選びのポイント

移住を成功させるカギは、自分に合った住まいの形を見つけること。玉川村では、空き家バンクでの家探し、賃貸からのスタート、土地購入での家づくりと、さまざまな選択肢がそろっています。
「自然に囲まれて、でも生活の不便さは感じたくない」 そんなバランスの良い暮らしを求めている方にとって、玉川村はきっと魅力的な移住先になるはずです。まずは一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと、あなたの理想の暮らしへのヒントが見つかるはずです。

玉川村では、一人ひとりが自分らしい暮らしを実現することを目指しており、たまかわくらしサポートセンターではどんな暮らしができるかを一緒に考え、「住まい」、「しごと」、「日常生活」「コミュニティ」など様々な情報提供や相談を行っております。
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