地球温暖化防止への取り組み

◇玉川村地球温暖化防止実行計画の策定について

 地球温暖化は、大気中の二酸化炭素など温室効果ガスの大気中濃度が増加し、これに伴い太陽からの日射や地表面から放射する熱の一部がバランスを超えて温室効果ガスに吸収されることにより、地表面の温度が上昇する現象です。
 急激な気温の上昇に伴う地球環境への影響としては、海面水位の上昇に伴う陸域の減少、豪雨や干ばつなどの異常気象の増加、生態系への影響や砂漠化の進行、農業生産や水資源への影響、マラリアなどの熱帯性の感染症の発生数の増加などが挙げられており、私たちへの生活へ甚大な被害が及ぶ可能性が指摘されています。

 地球温暖化の問題は、私たちの日々の生活の積み重ねであり、発生源でもあることから、とても身近な課題であるとも言えます。
 私たちが「今できること、そして、これから取り組まなければならないもの」、このことを皆さんとともに考え、それぞれができることから取り組んでいかなくてはならないものと考えます。

 玉川村においても、率先した温室効果ガス(主にCO2)の削減を目標に掲げ、さまざまな事務事業の見直しや、職員の意識改革などにより取り組みを進めてまいりました。
 今回、これまでの取り組みを踏まえ、平成21年度から平成25年度までの5年間において、本村の事務事業に係る環境配慮の意識向上を目指し、「玉川村地球温暖化防止実行計画」を策定しました。今後は、この計画に基づき率先したCO2削減の取り組みを進めていき、将来的には地域への取り組みに拡げていきたいと考えております。

 地球温暖化は、この地球上におけるすべての生物にかかわる問題であり、環境の激変を生じさせた原因者である人類の問題でもあります。私たちの生活のすべてが、温暖化の原因を生み、そして温暖化を防止する行動に直結しています。

さあ、地球温暖化防止に向けて、小さな行動からともに始めてみましょう!